北海道支部では、2024年6月21日に、第12回通常総会に関連する行事として「砂子炭鉱 三笠露天坑見学会」と題した見学会と、会員同士の親睦を深める意見交換会を開催しました。参加する皆様の記憶に残るよう、事前の準備を念入りに行い、当日を迎えました。
開催概要
- 日時:現場見学会 2024年6月21日(金)12時~18時、意見交換会 19時~
- 場所:現場見学会 北海道三笠市
意見交換会 北海道札幌市 - 主催:(一社)土木技術者女性の会 北海道支部
- 参加人数:現場見学会 正会員31名
意見交換会 正会員33名
開催の様子
1.北海道の空の玄関口に集合
全国から集結した会員は、北海道の空の玄関口「新千歳空港」に集合し、チャーターした大型バスに乗り込みました。
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新千歳空港に集合
目的地の三笠市までの約65kmの道のりでは、バスが通過する道央圏連絡道路や北村遊水地の説明や、北海道特有の土壌である泥炭の説明やサンプルの回覧があり、北海道の土木について学びました。
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バス車内の様子
2.砂子炭鉱 三笠露天坑
大型バスは三笠市民会館に到着し、「砂子炭鉱 三笠露天坑」の概要説明を株式会社砂子組様より受けました。砂子炭鉱では、内陸火力発電所向けの露頭炭採掘に従事した昭和39年以降石炭の採掘を続けており、その概要を長年の写真を用いて説明がありました。近年ではUAVや3D技術も活用しているそうです。はじめて見聞きする内容も多く、参加者からは多くの質問がありました。
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説明を聞く参加者
概要説明を受けた後は、再び大型バスに乗り込み炭鉱事務所へ。ここから露天坑へは、大型バスでは乗り入れができないため、乗用車に乗り換え向かいました。乗用車で林道を走行すると15分ほどで露天坑に到着です。採掘状況を一望できる場所から説明を受け、想像以上のスケールに感嘆の声があがっていました。
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採掘状況を一望しながら説明を聞く参加者
その後、石炭層まで案内していただき、広大な土地で動く大型の重機や、200mを超える地層は圧巻で参加者から好評でした。中でも普段は見ることがないほどの大きな重機のバケットに入って、その大きさを実感したり、地層から手掘りで石炭を発見したり、時間を押すほどの大変盛り上がりでした。
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重機の大きさを実感
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石炭を発見する参加者
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大型重機の前で記念撮影
3.意見交換会
見学会の後は、札幌市へ向かい意見交換会が開かれました。北海道の食材を使用した食事とともに、話が大いに盛り上がりました。中盤には、砂子炭鉱でお土産でもいただいた石炭を賭けたじゃんけん大会も行われ大変も盛り上がり、充実した時間になりました。
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懇親会の様子
最後に、見学会の開催にあたり、多大なるご協力を賜りました株式会社砂子組様にこの場を借りて感謝申し上げます。
[Last updated on 2024-10-04]