【開催報告】中部支部:土木の日イベント2023「土木女子(ドボジョ)とふれる、土木ってなに?」


昨年に引き続き、中部支部では、土木の日(11/18)にちなんで土木と防災の関わりや、土木に親しむイベント「土木女子(ドボジョ)とふれる、土木ってなに?」を開催しました。開催当日は、DAIWA防災学習センターに来場されたご家族や、会場近くの小学校に通う子どもたちなど、多くの方が参加してくださいました。
※このイベントは、大府市、愛知工業大学、(一財)建設業振興基金との共催で開催しました。

開催概要

  • 日時:2023年11月19日(日)13:00~16:30
  • 場所:DAIWA防災学習センター(大府市防災学習センター)
  • 共催:(一社)土木技術者女性の会 中部支部、大府市、愛知工業大学 工学部土木学科 倉橋研究室、(一財)建設業振興基金
  • 参加人数:43名(小学生20名、保護者を含む大人10名、正会員4名、DAIWA防災学習センター3名、愛知工業大学5名、建設業振興基金1名)
  • 参考:募集案内 https://www.womencivilengineers.com/archives/9163

開催の様子

(1)振動実験コーナーでは、愛知工業大学のみなさんが、小型振動実験機を使って、タイプが異なる3種類の模型を揺らしながらそれぞれの揺れ方の違いや、また水槽を載せた時の水のうねり(スロッシング現象)についてわかりやすく説明をしました。

「想像する揺れ方になるかな?」と子どもたちへ問いかける
愛工大の学生のみなさん

(2)液状化実験コーナーでは、実験本を参考に会員が先生となって、子どもたちと一緒に地盤液状化の科学おもちゃ「エッキー」を作成し液状化実験を体験しました。地下に埋められたマンホールなどが地上へ浮き上がる現象を、エッキーを使って繰り返し再現しました。

液状化の再現は想像していたより難しく、
真剣にエッキーに向き合う子どもたち。

(3)土木とのふれあいコーナーでは、「とっとり建設みりょくかるた」(※)を使ったかるたとり大会や、土木にまつわる絵本の読み聞かせなど、参加した子どもたちには、たくさん楽しんでもらいました。
※建設産業の役割や大切さを伝える活動の一環として、とっとり建設☆女星ネットワークさんが作成されたかるたです。

絵札を見て「ショベルカーを見たことあるよ!」
「道路にカエルのコーンがあったよ!」などと子どもたちから大人気のかるた


お父さんと一緒に真剣勝負!どっちが勝ったかな?


「鉄道のたんけん」の絵本を読みながら鉄道について学習中。将来は鉄道を敷く土木屋さんになるのかな?
(この絵本は、当会が制作協力した土木学習絵本「ドボジョママに聞く 土木の世界」シリーズの1巻です)

※防災に関するご紹介※
このイベントを共催した愛知工業大学では、小学校を対象に、一般財団法人河川情報センター発行の「逃げキッド」を用いた防災授業を実施しています。この「逃げキッド」は、小中学生向けマイ・タイムライン検討ツールで、一般財団法人河川情報センターのウェブサイトからダウンロードができます。「逃げキッド」を使いながら、ご家族みんなで防災について話し合ってみませんか?

[Last updated on 2022-12-20]